数ある転職エージェントのなかでも、それぞれに特徴があるはず。そう思い立ち、様々な転職エージェントの特徴と評判を口コミと共に紹介します。
今回は「リクルートエージェント」について、公式サイトの情報を元にまとめていきます。
リクルートエージェントの基本情報
まずはじめに、リクルートエージェントの基本情報をご紹介します。
サービス名 | リクルートエージェント |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 公開求人518,476件 / 非公開求人414,615件 |
特徴 | ・業界No.1の転職成功実績。自分に合った求人を紹介してくれる ・非公開求人数が豊富。厳選された求人から紹介可能 ・専門のコンサルタントが転職先入社まで全力サポート |
おすすめポイント | 非公開求人が驚異の40万件以上。転職支援実績No.1の最大手 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
対応地域 | 全国 |
有料職業紹介事業許可番号 | 13-ユ-010258 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
リクルートエージェントの特徴
『リクルートエージェント』は、株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。大手だからこその強みを生かしたサポートが高い満足感につながっています。
非公開求人も多く、サービス登録後には自身で検索もできます。リクルートエージェンにのみ掲載のある求人も少なくありません。
リクルートエージェントの特徴を3つに分けて紹介します。
1.転職者の30%以上が「1割以上」の年収アップで転職
リクルートエージェントを利用して転職した方は、年収アップを実現している割合が多くなっています。特に「前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加した転職者数の割合」が30%以上と高くなっています。
上記データはあくまでも「1割以上」のデータですので、その他にも年収アップをかなえている人は多いでしょう。リクルートエージェントは、年収アップをかなえたい人に向いているエージェントといえます。
参考:リクルートエージェント 転職時の賃金変動状況 https://www.r-agent.com/data/market
2.求人のうち約半分が非公開求人
リクルートエージェントの最大の強みは求人の多さです。基本情報に記載した通り、公開求人も豊富ですが、非公開求人の数は圧倒的です。
非公開求人は仕事の内容や待遇などを一般公開していないため、リクルートエージェントでのみ出会える求人を見つけることが可能です。
なるべく多くの求人を比較・検討する必要があるため、多くの人がリクルートエージェントを利用して転職活動を行なっているのが実情です。
3.転職サポートがどこよりも充実している
リクルートエージェントは転職のサポートが充実しています。コンサルタントとの面談だけでなく、自発的に準備を進めるための情報提供も豊富です。
特に、転職活動のコツ・ノウハウを学べるリクルートエージェント主催の転職セミナー・イベント・フェアは人気も高く、分野・種類も豊富です。

現地開催はもちろん、LIVE配信もされているうえにアーカイブ配信までできるため、スキマ時間に知識を身に着けることも可能です。
画像:転職セミナー・イベント・フェア https://www.r-agent.com/event/
リクルートエージェントの評判と口コミ
リクルートエージェントを利用した人の声をSNSから拾ってみました。良かった点、悪かった点含めて掲載します。
- 口コミ1
- 口コミ2
- 口コミ3
- 口コミ4
- 口コミ5
- 口コミ6
- 口コミ7
- 口コミ8
- 口コミ9
リクルートエージェントの良い点・悪い点
私自身、過去にリクルートエージェントを実際に利用させていただいた経験があるため、その感想も含めてお伝えします。
結果からお伝えすると、過去の転職のうち1回はリクルートエージェント経由で転職活動を行い、内定をもらうことができました。
リクルートエージェントを使って良かった点は「求人が圧倒的に多い」という点、逆に悪かった点は「自身が動かなければサポートが薄い」という点です。
1.リクルートエージェントの評判の良い点
良かった点は言うまでもなく「求人が圧倒的に多い」ことです。
リクルートエージェントはその圧倒的な求人数から、数多くの求人を紹介してくださいました。当初、私自身の希望条件が一部曖昧なままだったため、たくさんの求人を見ながら取捨選択していくことを通して、自身の中で譲れない転職条件を見出すことが出来ました。
結論として、勤務地・希望条件・残業・未経験といった条件にほぼ当てはまる企業のうち3件ほど面接に進み、うち2件は良い反応をいただきました。そのうちの一つに転職をさせていただいた形です。
先ほど掲示したSNS上の声を含め、様々な口コミを見ていると「ブラック企業の求人を紹介された」「希望から離れている」などの感想も少なくありません。これは、転職が決まって初めてエージェント側にメリットが生まれるためです。
これは「すぐに転職したい!」と思っている人には有効ですが、じっくり見極めたい人には逆効果となります。担当してくださるエージェントへは、必ず自身の意向を伝えましょう。そして。すぐに転職したい人向けの求人に気を付けながら、本当に行きたい転職先を見つけ出すことが大切です。
2.リクルートエージェントの評判の悪い点
逆に、悪いと思った点は「自身が動かなければサポートが薄い」ことです。
先ほども書きましたが、エージェントとしては転職が決まって初めて成果が発生する仕組みになっています。そして、多くの転職者と面談しているため、転職が早めに決まりそうな人を優先する傾向にあります。結果、一人ひとりと向き合う時間が少なくなってしまいがちです。これはどのエージェントでも起こりうることではありますが、リクルートエージェントは利用者も多いことが推察されるため、より顕著に感じられるかもしれません。
また、リクルートエージェントの場合、求職者の面談を担当するキャリアアドバイザーと、企業を担当する営業とで役割が分かれているようで、キャリアアドバイザーから提示される企業情報は内容が薄くなってしまう傾向にあります。詳細情報を知りたい場合は、必ずそのように要望を出すことが必須となります。
言い方は悪いかもしれませんが、担当してくださるキャリアアドバイザーの手綱を握る気持ちでいたほうが良いでしょう。要望が多ければ転職に本気で向き合っていることが伝わり、積極的に好条件の求人を紹介してくださるでしょう。私の場合、キャリアアドバイザーの方からいただく情報が薄いことをお伝えしたところ、その企業を担当している営業の方が詳細情報を文字起こししてくださり、その情報をそのまま提供くださいました。
エージェントサービス全般に言えることですが、受け身ではなく能動的になったうえで、積極的に活用することが賢い使い方といえそうです。
リクルートエージェントが向いている人と向いていない人
リクルートエージェントはどんな人が利用するのに向いているのかを解説します。
リクルートエージェントが向いている人
リクルートエージェントは業界No1の膨大な求人情報を保有しているため、選択肢を広げたい方におすすめです。中でも、下記の悩みを持っている方におすすめできます。
リクルートエージェントが向いていない人
逆に、リクルートエージェントはどの業界もまんべんなく求人情報を有しているため、すでに行きたい業界(専門領域)が決まっている方や、ハイクラスの転職を希望されている方には向いていない傾向があります。
こうのような方にはリクルートエージェントは向いていないので、ほかの転職エージェントを利用してみてください。
転職エージェントは自分に合うかを見極めよう
今回はリクルートエージェントを紹介しましたが、一口に「転職エージェント」といっても多種多様なエージェントサービスが存在しています。
まずは「自分に合いそう」という感覚で様々なエージェントサービスに登録・利用してみることをお勧めします。そのうえで、「自分に合う!」と断言できるエージェントサービスを中心に情報収集や転職準備を進めていくのが良いでしょう。
本ブログでも、随時様々な転職サービスを紹介していきますので、比較・検討の材料となれば幸いです。